妊娠の報告をした翌週、義母が突然私たちの家に現れた。ホテル代を節約したいから少し泊めてほしいと言い、すでに決まったことのように話を進めてきた。私は「はい」と答えるしかなかった。
夫のシは帰宅して義母を見て驚き、ホテルに泊まるよう説得したが、義母は「移動で疲れた」と言い張り、結局数日間の滞在が始まった。しかし、義母は用事があると言っていたのに、一度も外出せず、滞在は長引いていった。
義母は私のすることすべてに文句をつけた。掃除の仕方、料理の栄養バランス、姿勢まで。「そんな猫背でシの隣を歩くの?シがかわいそうだわ」と言われ、私は精神的に追い詰められていった。ストレスから不眠症になり、つわりも重なって、ついに寝込んでしまった。
義母は布団に横たわる私を見下し、「最近の若い女は体が弱すぎる」と吐き捨てた。シが義母に帰るよう怒鳴っても、義母は「こんな頼りない嫁にシを任せられない」と聞かなかった。
寝込んだ私に、義母が突然薬を差し出した。「不眠症に効く薬を買ってきたから、飲みなさい」と。私は不審に思ったが、義母は「薬の飲み方も知らないの?」と嘲る。その時、シが帰宅し、薬を見て「それ、どうしたの?」と尋ねた。義母が説明する間、明らかに目が泳いでいた。
シは「実は俺も不眠症でさ。とりあえず俺が先にもらっていいかな」と言い、私の代わりに薬を一気に飲み干した。義母が「それはシは飲んじゃだめ!」と叫んだ時には、もう遅かった。シは倒れ、昏睡状態に陥った。
私はすぐに119番し、シは病院に運ばれた。翌日、シは意識を取り戻した。医師の話では、シが飲んだのはトリアゾラムという睡眠薬で、妊婦には禁忌だった。義母は私にこの薬を飲ませて、流産させようとしていたのだ。
義母は「あんたがすぐに飲まなかったから悪いんでしょ」と逆ギレし、病室で喚き散らした。私は警察に通報した。義母は逃走したが、私が無事に出産した後、突然家に現れた。「ずっと心配してたのよ。よくやったじゃない」と、まるで何もなかったかのように振る舞った。
シは激怒し、「あんたはもう俺の母親じゃない。ただの犯罪者だ」と叫んだ。義母は反論し、その隙にシは警察を呼んでいた。義母は障害罪で有罪となり、刑務所に送られた。
今は親子3人で幸せに暮らしている。娘はまだ小さいけれど、いつかまた仕事に戻りたいと思っている。それまでは、この幸せな時間を大切にしたい。



